ウォーターサーバーといえば、会社や病院などでよく見かけると思いますが、自宅にウォーターサーバーがあったら、自宅でも冷たい美味しい水が飲めますし、温かいお湯がかんたんに使えます。
ですが、一人暮らし向けのウォーターサーバーがあることをご存じない方も少なからずいらっしゃることでしょう。
ウォーターサーバーは一人暮らし専用の物もあり、インテリアとしてもオシャレに配置することができ、また意外とコスパも良いため、たいへん有効的に使用することができるのです。
ではまず、一人暮らし用のウォーターサーバーは必要かどうかを考えていきましょう。
一人暮らしでウォーターサーバーが必要かどうかの決め手には、主にこれからご紹介する2つのケースがよく見られます。
料理にこだわりのあるあなたも、一人暮らし用ウォーターサーバーの導入を検討してもよいでしょう。料理は水ひとつで味が大きく変化するものもあります。
それに、ウォーターサーバーには注文ノルマというものが科せられる会社も存在します。
ですが、段ボールでペットボトルの水を購入している場合、重たいペットボトルの水を買いに行か無くて良いですし、水代も抑えられます。
飲み水だけでなく、調理用水としても使うのであれば、ウォーターサーバーの注文ノルマは、難なくクリアできるのです。
さらに、カップ麺を多く利用するあなたも、いつもとはちがう美味しいウォーターサーバーの水で、カップ麺を味わうことが可能なのです。
それに、ウォーターサーバーはボタン一つですぐに熱いお湯も出てきます。時間短縮にも繋がりますので、カップ麺でささっとご飯を済ませたいあなたにはもってこいなのです。
あなたの部屋に設置している冷蔵庫の大きさはどのくらいですか?冷蔵庫がホテルの物と同じくらい小さい冷蔵庫の場合、1リットルのペットボトルが冷蔵庫に入らず、困っている一人暮らしの人も、少なからずいます。
そんなあなたも、一人暮らし用のウォーターサーバーを導入すれば、冷蔵庫で飲み物を冷やすスペースが無くても、冷たい水がすぐに頂けます。
一人暮らしをする際に、ウォーターサーバーは必要かどうかのメリットは、なんといっても体調を崩した時です。
一人暮らしの場合、体調をを崩した時というのは、ベットから動くのが困難なだけでなく、看病してくれる人がいないことにあります。
ウォーターサーバーがあることによって、冷蔵庫から水を出したり、キッチンまで移動してお湯を沸かしたりということをしなくて済み、ベットからウォーターサーバーのある場所までの移動だけで済みます。
水の美味しい地方から都内へ引っ越した人の中には、東京の水道水にがっかりしてしまった、という人も多いのではないでしょうか。
確かに東京の水道水はきれいなものが供給されていますが、建物の設備によっては水が美味しくない、という場合もあります。
このように、水道水に何らかの不満を感じている方にとっては、一人暮らし用のウォーターサーバーは使い勝手が良いと言えます。
ウォーターサーバー自体、一人暮らしには大変高額なものというイメージがつきものです。
では、一人暮らし用のウォーターサーバーのコスパはどうなのでしょうか。
自分の生活スタイルにウォーターサーバーが必要かどうか、ウォーターサーバーが欲しいけど選ぶポイントを知りたいというあなたのために、ポイントを〇つ紹介していきます。
一人暮らし用のウォーターサーバーを導入する際に、まず最初にコスパが良いかをチェックしましょう。
ウォーターサーバーを導入するにあたり、以下の費用が掛かります。
そのため、これらの費用を参考に、あなたの水にかけている収支を計算したうえで、コスパの良いウォーターサーバーを選ぶのが大切です。
デザイン性やおしゃれかどうかなどももちろん気になるところではありますが、あなたの家計を圧迫するようなことがあれば、せっかくウォーターサーバーを導入しても長く使用することができません。
ウォーターサーバーには、会社によって注文ノルマというものが課せられています。
もちろん注文ノルマのない会社もありますので、全て使い切る自信がない場合は、注文ノルマのないウォーターサーバーを導入することをおすすめします。
ウォーターサーバーは、一般的にサーバーの上部でボトルを交換するタイプが多く、水ボトルの重さはおよそ10kg前後します。特に一人暮らしの女性の場合、重たい水ボトルを交換する作業はとても大変です。
ですので、ボトルの交換位置は、一人暮らし用ウォーターサーバーを選ぶにあたり、重要となってきます。足元で交換ができるタイプや、卓上タイプのウォーターサーバーであれば、交換も楽にできます。
ウォーターサーバーには据え置きタイプと卓上タイプとあり、一般的なシンプルなデザインからスタイリッシュなものまで、デザインは様々です。
あなたの一人暮らしの家に長く置くのですから、部屋のインテリアと合わせるのも楽しいですよね。
ウォーターサーバーの水ボトルは、配達業者があなたの自宅まで交換ボトルを届けてくれれます。
ですが、平日遅くまで働いていたりすると、なかなか思うようにボトルを受け取れないことが出てきます。そのため、配達指定ができるかできないかで、ウォーターサーバーの利便性が変わってくるのです。
好きな時間に受け取れる配達指定が出来るかどうかも、一人暮らし用ウォーターサーバー選びでは重要になってきます。
一人暮らしの場合、長期間の旅行や出張が入ってしまうと、ウォーターサーバーの水を使いきれない、飲みきれない、という場合も必ず出てきます。そんな時に便利なサービスが配達スキップです。
配達日を延期したり、配達本数を調整できるサービスですので、出張が多かったり、超気で旅行を検討している場合は、配達スキップのサービスの有無もチェックすると良いでしょう。
一人暮らしともなると、スペースが限られてしまい、ウォーターサーバーを設置するスペースに困ってしまいますよね。
最近のウォーターサーバーは、スリムなタイプのものから、卓上型のものまで、様々な種類が販売されています。
ここでチェックしたいのが、こちらの3つのポイントになります。
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
一人暮らしの部屋にウォーターサーバーを設置する際には、コンセントの位置をまずチェックしておきましょう。
ウォーターサーバーはコンセントがないと機能を使うことができません。あなたがウォーターサーバーを設置したい、と考えているスペースが、コンセントと離れていては、ウォーターサーバーを設置するのが困難です。
もし、どうしてもコンセントの場所がウォーターサーバーを設置しようとしている場所と離れてしまう場合は、延長コードの使用も検討する必要があります。
一人暮らし用ウォーターサーバーには、卓上タイプの物と据え置きタイプの物があります。また、これらのタイプはおしゃれなデザインでインスタ映えするものが多く、インテリアの一部として使用することもできる、スタイリッシュなデザインが多いのです。
また、卓上タイプのウォーターサーバーは、コンパクトで持ち運びが楽なので、女性の一人暮らしでも簡単にウォーターサーバーを導入することができます。
一人暮らしにウォーターサーバーが必要かどうか、コスパから部屋のおしゃれにも目を向けながら紹介し、以下のことがわかりました。
ウォーターサーバーがあると、美味しい水を手軽に頂けるだけでなく、手早くインスタント食品を味わえたり、料理の時短にも役立つだけでなく、置き場所ひとつでインテリアもガラッと変わるので、一人暮らしを食事や住環境から変化させることができます。
あなたも、一人暮らしの部屋にウォーターサーバーという彩りを加えて、住環境を充実させてみませんか?
高性能な機能とスタイリッシュなデザインが特徴のフレシャス スラット。
フレシャス スラットを導入するうえで、購入が本当にお得なのか疑問に思っている方は意外に多いのではないでしょうか。水の消費量は人によって違いますし、フレシャスにはレンタルプランやキャンペーンもあるので、迷ってしまう気持ちはよくわかります。
今回は、フレシャス スラット購入時の特典、必要な料金、レンタルとの比較などを徹底的に解説していきます。
フレシャス スラットの本体購入価格は、一括払いで55,000円(税込)です。分割払いにも対応していますが、取り扱いは36回払いのみとなります。
もっと安く購入したいという方は、「Slat購入割引キャンペーン」の期間中に契約すれば、一括購入と分割払いどちらも割引価格で購入することができます。
フレシャス スラットの本体購入価格
一括購入 | 36回払い | |
---|---|---|
キャンペーン価格 | 49,500円 | 51,700円 (1,436円×36回) |
割引額 | 8,500円 | 3,300円 |
注意点としてスラットは一括払いと分割払いで割引きしてくれる金額が違います。スラットを購入するつもりなら、最初の負担は大きいかもしれませんが割引額の大きい一括払いを選択する方がおすすめです。
サーバー本体を購入すると、天然水をずっと20%割引価格で購入できるという特典があります。レンタルで水を購入したときと比較して、どれぐらいお得になるのか比較してみました。
水の料金比較(購入とレンタル)
購入 | レンタル | 差額 (レンタル-購入) |
|
1箱/1ヶ月 | 2,700円 | 3,254円 | 554円 |
12箱/1年 | 32,400円 | 39,048円 | 6,648円 |
24箱/2年 | 64,800円 | 78,096円 | 13,296円 |
36箱/3年 | 97,200円 | 117,144円 | 19,944円 |
※価格はすべて税込み表記
1ヶ月に1箱を定期購入した場合、契約後3年時点で2万円ほどの差額が生まれます。利用する水の量が多くなるほど水の購入金額の差額は大きくなるのでウォーターサーバーを長く使う、あるいは水の消費量が多いという方は、水の割引が適用される購入の方がお得ということになります。
ウォーターサーバーを毎月利用するうえで必要になるのは、「サーバー代」「水代」「配送料」「電気代」「メンテナンス代」です。フレシャス スラットは、自動メンテナンス機能が搭載されているうえ配送料が無料なので、サーバー代、水代、電気代の支払いとなります。
スラット購入とレンタルでは、サーバー代にも違いがあります。購入では一括あるいは分割で本体代金を支払う必要がありますし、レンタルは1ヶ月2箱以下の注文であれば990円(税込)のレンタル料を支払わなければなりません。
スラットの購入プランとレンタルプランの料金の違いを、下の表にまとめて比較しました。
電気代はどちらも同じなので、水とサーバー代金の月額を合算しています。なお、購入には本体分割代金の1,436円、レンタルには2箱まで990円のレンタル料金を含めています。
1箱/1ヶ月 | 2箱/1ヶ月 | 3箱/1ヶ月 | |
---|---|---|---|
レンタル | 4,330円 | 7,584円 | 9,806円 |
購入 | 4,050円 | 6,750円 | 9,450円 |
差額/1ヶ月 | 280円 | 834円 | 356円 |
差額/1年 | 3,360円 | 10,008円 | 4,272円 |
差額/2年 | 6,710円 | 20,016円 | 8,544円 |
差額/3年 | 10,070円 | 30,024円 | 12,816円 |
購入がレンタルに比べて最も差額が開くのは、毎月2箱注文した場合です。レンタルでは、水代が割引にならないうえにレンタル料を支払う必要があるので、購入と比較して大きな差が生まれてしまいます。
つまり、水の消費量が少なく契約期間が短ければ、本体代金を支払う必要のないレンタルがお得ということになります。
フレシャス スラットを購入するときの注意点は、保証期間と本体代金の残金です。契約してしまった後に後悔することのないよう、事前に内容を把握しておきましょう。
レンタルでは契約期間であれば半永久的に保証が継続されますが、購入においては3年間の期限つき保証となります。保証期間が過ぎると修理してもらえないのかというとそんなことはなく、修理は可能ですが有償になってしまいます。
ただし、レンタルであっても保証の対象はサーバーそのものに不備がある場合なので、故意に破損させてしまうと有償になることもあるので取り扱いには注意しましょう。
レンタルであれば解約時に支払う代金は解約金だけで済みますが、分割払いではサーバー代残金の支払いに注意する必要があります。3年間の分割払い途中で解約すると、残りの代金が一括請求されます。6ヶ月、1年、2年で解約した場合、以下のような料金が発生します。
・6ヶ月:55,000円-(1,500円×6)=約45,000円
・1年:55,000円-(1,500×12)=約36,000円
・2年:55,000円-(1,500×24)=約18,000円
購入の場合、途中で解約すると高額な本体代金を支払う必要があるので、お試し感覚というより2~3年以上の長期契約でないと、あまりお得とはいえません。
フレシャスフラットに使えるキャンペーンは、「Slat購入割引キャンペーン」「秋のプレゼントキャンペーン」「ウォーターサーバー乗り換えキャンペーン」「お友達紹介キャンペーン」があります。
使える条件が限られるキャンペーンもありますが、特典やキャッシュバックなどを受けることができるので、上手く利用することでかなりお得になります。
これまでフレシャス スラットの購入プランにおける金銭的なことをお伝えしてきましたが、ここからは疑問になっている点をいくつか取り上げて解決していきます。
市区町村の自治体のルールに従って処分、あるいは民間の廃品回収業者などに依頼して引き取ってもらいましょう。自治体による回収であれば数百円、民間業者なら数千円の回収料や処分費用が必要になります。
中には、友人や知人に譲渡することを考えている方もおられるかもしれません。しかし、フレシャスでは契約者以外に水は買えないようになっています。また他社の天然水のボトルなどは使えないので、トラブルにならないためにも業者に回収してもらいましょう。
フレシャスシリーズで買い取りできるのは、スラットのほかにデュオとデュオミニがあります。どちらも本体価格の一括購入金額と36回分割払いの2種類から購入方法を選ぶことが出来ます。なお、スラット同様にデュオ、デュオミニにも購入割引キャンペーンが実施されています。
購入プランの場合、支払い方法はクレジットカードの自動振替のみとなります。
レンタルであれば代金引換や口座振込にも対応していますが、購入においては現時点で対応していません。クレジットカードをもっていないという方は、残念ながら作成するしかなさそうです。
・VISA
・JCB
・Master Card
・Diners
・AMERICAN EXPRESS
レンタルプランだけではなく、購入プランにおいても休止手数料は発生します。
フレシャスの水の注文は最低でも1ヶ月に一度の定期購入が原則ですが、スキップ機能があるので1ヶ月間注文を飛ばすことができます。しかし、2ヶ月連続で注文を中断すると、1,080円の停止手数料が再開するまで請求されてしまいます。
本体代金を完済することで水の定期購入をする必要はなく、自分の好きなペースで水を注文することができるようになります。
ここまでフレシャス フラットの購入プランについて徹底的にお伝えしてきましたが、最後に購入した方が良い条件をまとめました。
・2~3年以上の長期契約を考えている人
・大家族や事務所への導入など水の消費量が多いという人
・水の注文ペースを自分で決めたいという人
・レンタル代金を支払うことがもったいないという方
フレシャス スラットの購入プランは、長期間使うことで安くなるというシステムになっています。ウォーターサーバー選びで失敗しないためには、自分がどのタイプに当てはまるのか、数年先の使用状況や使用環境などをある程度想像することが大切です。
自分にマッチしたプランをみつけて、快適なウォーターサーバー生活を送りましょう。
小さなお子さんのいるご家庭では、赤ちゃんのミルクや離乳食などを簡単に作れる便利なウォーターサーバーを使いたい。でも衛生面が心配。という人も多いでしょう。そこで今回はウォーターサーバーで雑菌が繁殖する原因を探り、水、容器、機能の3点から本当に衛生的で安心して使えるウォーターサーバーの選び方について解説します。また、サーバーを衛生的に使い続けるコツも伝授します。
「ウォーターサーバーの水は雑菌が繁殖しやすい」と言われることがあります。その理由の多くは、利用者がサーバーを定期的にお手入れしていない、あるいは正しく使っていないことが原因となっています。そこで定期的なお手入れが必要になります。
ウォーターサーバ―で雑菌が繁殖する原因の筆頭は「お手入れ不足」です。特に雑菌が繁殖しやすい場所は「水の注ぎ口」と「水ボトルやパックの差込口」です。その部分は汚れたら必ず清潔なペーパーで汚れをふき取るなどのお手入れをしましょう。
電気代の節約をするつもりで電源を切ってしまうのもNGです。サーバー内の水は電気で一定の温度を保ち続ける事で雑菌が増えるのを防いでいるため、電源を切ってしまうと雑菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。
以上の2点がウォーターサーバーで雑菌が繁殖する大きな理由ですが、
という点について不安に思う方も多いのではないでしょうか。
そこで、次では
・ウォーターサーバーの水が本当に衛生的であるかどうか
・本当に安全な水を飲めるウォーターサーバーはあるのか
という2つの疑問について、もう少し詳しく掘り下げてみます。
口コミ情報では「ウォーターサーバ―の水は衛生的なので安全に飲める」という話をよく聞きますが実際のところはどうなのでしょうか?ここではウォーターサーバーの水の種類やその特徴から本当に安全かどうかを検証していきます。
ウォーターサーバーの水には「天然水」「RO水」の2種類があります。ウォーターサーバーを選ぶにあたりどちらの水が良いか迷う人のために、それぞれの水の特徴を説明しながら両者を比較してみます。
天然水は湧水や川の水などの「自然から採れる水」を原水としています。外国の天然水にはミネラル成分が強くくせがある「硬水」がありますが、日本の天然水はくせのない「軟水」で飲みやすいです。
天然水は「食品」として食品衛生法(※)が適用され、ミネラルをできるだけ損ねない作り方で製造されています。よって製造過程では不純物のろ過など、必要最低限の処理にとどめています。
そうは言っても、その水質検査基準は世界でもトップクラスで厳しい「水道法」に準拠しているため、その基準をクリアした天然水なら安心して飲めます。
食品の安全性の確保のために公衆衛生の見地から規制その他の措置を講じる法律。食品、添加物、器具、容器包装、食品営業など飲食に関する衛生について規定しています。
RO水とは、「RO膜(逆浸透膜)」という何層もある特殊なフィルターを使い、不純物や塩素など、ナノレベルの微小な物質まで取り除きながら浄水する水です。だからRO水は天然水と同等、あるいはそれ以上に衛生的です。
また、浄水後に適度な配合のミネラル成分を配合しますので、採水地が違っても味はほぼ同じです。
RO水は、主に水道水が原水として使われています。水道水は食品衛生法よりも厳しい水質基準を設けている「水道法第4条」にもとづき、水に含まれるミネラルの量も厳しく制限されます。そのため、水道水を原水とするRO水は特に安全です。
また、天然水を原水としている場合でも食品衛生法にもとづき厳しい検査基準をクリアしたものだけが飲用水となっているため衛生面では問題ありません。
水道水の水質基準に関する条項。水道水の安全性を確保するため、病原菌や有害物質、農薬などの含有量や酸とアルカリのバランスなど、詳細にわたり厳しいガイドラインを設けています。
天然水とRO水は水の製造過程や水質基準に違いがあるものの、どちらも衛生面の問題はありません。
ただ、天然水・RO水ともに雑菌を抑える塩素が入っていないので、水道水に比べると雑菌が繁殖しやすいという弱点があります。そのため、一度サーバーに設置した水は10~30日以内に飲み切りましょう。
また、より衛生面に配慮されたウォーターサーバーを選ぶことも重要です。次からは、水のボトルやサーバー本体の衛生面についてもお話しします。
ウォーターサーバ―の水そのものは衛生面でほぼ問題ないということがわかりました。それではウォーターサーバーの水が入っている容器の衛生面に心配はないでしょうか? そこで、ウォーターサーバーで使われている容器の特徴についても調べてみました。
ポリカーボネートを原材料として作られたプラスチックボトル。使用後のボトルを回収・洗浄後に再利用する「リターナブル方式」で使われるため厚手でしっかりしています。使用後にゴミが出ないのがメリットですが、多少場所を取るという欠点もあります。
ガロンボトルの心配な点として挙げられるのが、水が減ってくるとボトル内に空気が入るため、雑菌も入り込むのではないか? ということです。ただ、その点についてはどの会社もサーバーやタンク内に空気が入らない内部抗菌機能を導入していますので、ボトル内に雑菌が繁殖する可能性は限りなく低くなっています。
また、使い回しの容器の衛生状態を心配する声もありますが、使用済みのボトルは回収後クリーンルーム(無菌室)で洗浄、消毒が行われた後に1本ずつ厳しい検査を行い、その検査に合格したものだけを再利用するので心配ありません。
「ワンウェイ方式」で使われるボトル。ペットボトルと同じ素材で作られており、軽くて扱いやすいのが特徴です。水が減るとボトルがつぶれていくため、ボトルに空気が入りにくく、空気中に含まれるわずかなホコリや雑菌も防ぎやすい構造になっています。
このボトルの欠点は、1回使用するとゴミとなり、家庭ごみが多くなるという点です。ただ容器自体は小さくつぶすことができてかさばらないため、実際に使っている人からはそれほど問題視されていないようです。
ワンウェイ方式で使用します。ポリエチレンなど体に無害なビニール素材で作られている袋状の容器で、ワンウェイボトルよりもさらに空気が入りにくい構造になっています。
ボトルと違い軽量パックとなっているため、力がない女性でも簡単に持ち運びができ、水の交換がとても楽です。また、使用後は小さくたたむことができるため、ワンウェイパックよりもコンパクトに捨てられます。
ただ、直射日光の当たる場所や暑い場所に置いておくとビニール臭がするという声もあるので、水の保管は日の当たらない涼しい場所で行いましょう。
これらの3種類の容器は、いずれもメリットとデメリットがあります。そのため、3種類の中から選ぶ際は、各ユーザーの住宅事情や好みなどに最も合ったものを選ぶという形で良いのではないでしょうか。
ここまでは、ウォーターサーバーの水やボトルの衛生面について説明しました。次はウォーターサーバーに備わっている「自動メンテナンス機能」と、「業者による定期メンテナンス」について解説します。
ウォーターサーバーには自動で人の手が届かないサーバー内部を衛生的に保つ「自動メンテナンス機能」が搭載されています。ここでは5つの自動メンテナンス機能を紹介します。
ウォーターサーバーは、サーバー内に空気を取り込むことでタンク(パック)の水をサーバー内の温水、冷水タンクに入れる、あるいはコップなどへの給水ができる仕組みになっています。けれどもそのまま空気を取り込んでしまうと雑菌がタンク内に入ってしまう可能性があるため、各サーバー会社では様々な対策を行っています。その一つが「抗菌エアフィルター」です。
抗菌エアフィルターはサーバー内に空気を取り込む際、フィルターが外気に含まれるチリやホコリなどの汚れをがっちりとシャットアウト。内部に雑菌が繁殖することを防ぎ、サーバー内を常に清潔な状態に保ちます。
HEPAフィルターは、病院のクリーンルーム(無菌室)などで使われている特別な高性能フィルターです。ボトルの差込口でチリやホコリを99%以上遮断。ボトル内の衛生状態を良好に保ちます。
ウォーターサーバーは水をタンク内やコップなどに移動させる際にサーバー内に空気を取り込む必要があります。クリーンエアシステムは、取り込んだ空気を冷水タンク内に取り込む前に浄化する機能です。サーバー内はもちろん、ボトルから給水口までの全ての経路を衛生的な状態のまま維持します。
温水循環システムは、サーバー内の温水を定期的に循環させることで温水、冷水の停滞を防ぎ、サーバー内部を常に衛生的な状態に保ちます。
UV除菌とは、冷水タンク内に搭載された強力な殺菌力を持つUVランプが水の除菌を行います。雑菌が繁殖しやすい天然水やRO水でも加熱なしでクリーンな状態を保てます。
ウォーターサーバ―会社によってはサーバーの定期メンテナンスを行う場合があります。通常は年1回程度サーバーを回収し、専門の技術を持つスタッフが以下の手順で作業を行います。
1.サーバーの分解
2.パーツ交換
3.清掃
4.組立
定期メンテナンスのメリットは、ふだん手が届かない部分や自動クリーン機能の作動領域以外も清掃できるという点です。そのため、いつでも衛生的にサーバーを利用できるという安心感があります。
それでは、これまで説明してきたことを踏まえながら、本サイトが衛生面でおすすめしたいウォーターサーバーを3つご紹介します。
フレシャスは厳選された国内3ヶ所から採水した良質の天然水を提供しています。水の設置場所を下部にするなど女性に優しい設計で、電気代を業界最安値まで節約できるエコモードも搭載。とても使いやすいサーバーです。
クリーンエアシステム、温水循環システムでサーバー内を自動でメンテナンス。また、サーバー内は雑菌を含む外気が入らないエアレス構造となっています。さらに、水が減ると縮むワンウェイボトル(パック)でさらに雑菌が入りにくくなっているため、安心して利用できます。
コスモウォーターもまた、国内3ヶ所から天然水を採水しています。静音設計で夜間も静か。女性が使いやすい構造で節約に役立つエコモードも搭載しています。
クリーンエアシステムと温水循環システムのWクリーン機能搭載。特にクリーンエアシステムは2つの特許技術でタンク内に取り込むわずかな外気もクリーン化。雑菌の侵入をしっかり防ぎます。
クリクラは、衛生管理における2つの国際規格を取得した工場で純度の高いRO水を製造。たまひよ赤ちゃんグッズ大賞も受賞しています。
全てのサーバーがHEPAフィルター標準装備で外気の汚れを徹底的に除去。人の手による定期メンテナンスも年に1度行われ、サーバー全体をクリーンな状態に保てます。
ここまでの説明で、ウォーターサーバー自体の衛生面は徹底管理されているということがおわかりいただけたかと思います。けれども、雑菌繁殖を防ぐには日ごろのお手入れも大事です。そこで、具体的なお手入れ方法について説明します。
1.キッチンペーパーや清潔なふきんなどで、丁寧に水をふき取る
2.ふき取った部分にアルコールスプレーをかけ、軽くふき取る
1.清潔なキッチンペーパーなどで丁寧に汚れをふき取る
2.アルコールをかけたペーパー等でもう一度ふく
1.サーバーから外して台所用中性洗剤で洗う
2.乾いたきれいな布でふき取る
1.本体外面を布でからぶきする。汚れた場所だけ台所洗剤を付けたスポンジ等で汚れを取る
2.背面部分(コンデンサー)や電源プラグにほこりが溜まっている場合は掃除機で吸い取る
これらのお手入れを定期的に行うことで雑菌の繁殖を防ぎ、いつもサーバーを衛生的な状態に保つことができます。
今回の記事では、ウォーターサーバーが本当に衛生面で安心して使えるかどうかについて解説しました。それをふまえ、各社の衛生対策について一覧表にしてみました。ぜひサーバー選びの参考になさってください。
天然水 | フレシャス | コスモウォーター | アクアセレクト |
---|---|---|---|
ボトルの種類 | ワンウェイボトル ワンウェイパック |
ワンウェイボトル | ワンウェイパック リターナブルボトル |
抗菌エアフィルター | × | × | × |
HEPAフィルター | × | × | × |
クリーンエアシステム | ○ | ○ | × |
温水循環システム | ○ | ○ | ○ |
UV除菌 | ○ | × | × |
サーバーメンテナンス | × | × | ○ |
RO水 | クリクラ | アクアクララ | アルピナウォーター |
---|---|---|---|
ボトルの種類 | リターナブルボトル | リターナブルボトル | リターナブルボトル |
抗菌エアフィルター | × | ○ | × |
HEPAフィルター | ○ | × | × |
クリーンエアシステム | × | × | × |
温水循環システム | × | × | ○ |
UV除菌 | × | ○ | ○ |
サーバーメンテナンス | ○ | ○ | ○ |
ウォーターサーバーの水は雑菌がほぼゼロに近い状態で配達されます。また、サーバー本体に各種自動清浄機能があるものや、定期的なメンテナンスを行っている会社もあります。そのことから、ウォーターサーバーは衛生面でほとんど問題ないと言えます。
ただ、注水口やボトルの差込口、サーバー外部などは利用者自身が定期的に手入れしないとそこから雑菌が繁殖してしまうため、その部分のお手入れを欠かさず行うことでサーバーをいつも清潔な状態に保ちましょう。
フレシャスデュオミニの本体価格は46,200円(税込)となっています。購入方法は一括払いと分割払いの2種類から選ぶことができます。
デュオミニは分割払いだと利息が付くという事はないです。一括でも分割でも最終的に支払う金額は同じなので、自分に合った購入方法が選べるのはデュオミニを検討している人には利用しやすいポイントではないでしょうか。
一括払い | 分割払い(36回) |
---|---|
43,890円 | 1,283円/1ヶ月 |
ちなみにデュオミニをレンタルした場合は水の購入が毎月2箱以下であれば550円(税込)のレンタル料を支払う必要があります。デュオミニのレンタル料はは条件によって変わるので注意が必要です。
2017年11月1日よりデュオミニにも購入の特典として本体購入割引が適用されるようになりました。
【通常価格】 46,200円(税込)
▼
【割引価格】 43,890円(2,100円OFF)
興味がある人はこのチャンスに導入を検討するのもいいタイミングだと思います。
デュオミニを購入すると水の購入が18%割引で購入できる特典があります。
【通常価格】1箱 3,996円
▼
【割引価格】1箱 3,277円(18%OFF)
本体は5万円近くするので、デュオミニを購入すると損するのでは?と思ってしまいますが、水がずっと20%割引で買えるので利用の仕方ではデュオミニはを購入した方がずっとお得になります。
デュオミニを利用するのに必要な料金は「サーバー代」「水代」「電気代」の3つです。フレシャスでは水の「配送料」は無料「メンテナンス代」は自動メンテナンスが備わっているためかかりません。
では実際にデュオミニはどれぐらいで利用できるのでしょうか。月に1箱頼んだとして金額を出してみました。
購入 | レンタル | |
---|---|---|
購入代 | 1,283円 | - |
レンタル代 | - | 550円 |
水代金:18.8L | 3,277円 | 3,996円 |
配送料 | 無料 | 無料 |
電気代 | 490円~ | 490円~ |
合計金額 | 5,050円 | 5,036円 |
500ml換算 | 134円 | 133円 |
※価格はすべて税込み表記です
デュオミニはおおよそ5,000円で利用する事ができるようになっています。ここで注目してもらいたいのが最終的な水の値段。500mlに換算すると134円なので決して安くはありません。
▶月額の利用料金が安いものがいい
▶水は安いほうがいい
この2点のどちらかに当てはまる場合は、フレシャス デュオミニをレンタルまた購入する事はおすすめ出来ません。デュオミニの特長はコンパクトで多機能です。安さより使いやすさを求める人向きのサーバーになっています。
デュオ ミニはレンタルと購入どちらのプランを選んだ方ががお得に使えるのか?それは毎月使う水の量によって違ってきます。そこでデュオミニの購入とレンタルの利用料金の差を分かりやすく見てもらう為にパターンをいくつかシミュレーションしてみました。
まずは月に購入する水が「1箱・2箱・3箱」の場合、購入とレンタルでどれほどの違いが出るかをチェックします。
▶金額はサーバー代、水代、電気代の合計で計算
▶3箱購入の時サーバーレンタル料は0円で計算
購入 | レンタル | 差額 | |
---|---|---|---|
月1箱(18.8L) | 5,050円 | 5,036円 |
14円 |
月2箱(37.6L) | 8,327円 | 9,032円 |
705円 |
月3箱(56.4L) | 11,604円 | 13,028円 | 1,424円 |
※価格はすべて税込み表記です
水を月に1箱購入した場合だとレンタル・購入ともに同じぐらいの値段で利用することができます。ただし2箱になると1ヶ月の料金は705円、1年で8,460円、デュオミニは購入したほうが水を安く買うことができます。
3箱になるとその差は更に大きくなるので、2箱以上使うのであればデュオミニは購入したほうがおすすめできます。
またデュオミニの月額料金だけ見ると、「利用料金が高い」と思われる方もいるでしょう。実際普段買うペットボトルの料金に直すといくらぐらいになるのか?500mlに換算した数字を出してみました。
購入 | レンタル | |
---|---|---|
月1箱(18.8L) | 134円 | 134円 |
月2箱(37.6L) | 111円 | 120円 |
月3箱(56.4L) | 103円 | 115円 |
フレシャスデュオミニのレンタルに関しては特別な割引がないので、どれだけ水を買っても111円より安くなることはありません。購入の場合は18%割引でずっと水が購入できるので、買えば買うほど水の単価は安くなります。なので美容やダイエットのために水を頻繁に飲む習慣のある人や家族で利用を考えている場合はウォーターサーバーは購入したほうがお得になります。
2箱以上使うならウォーターサーバーを購入する方がおすすめ!
毎月1箱までの利用であれば金額はレンタルと買い取りそこまで変わらないです。しかし月に2箱以上の利用するのであれば、サーバーを購入した方が料金は圧倒的にお得になります。これまでの内容をから、デュオミニのレンタルと購入のメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット ・レンタル中はメンテナンスが無料 ・交換費用を支払うことで新しいサーバーへ交換できる |
レンタルプランの場合、契約中であれば半永久的にウォーターサーバーのメンテナンスや修理などが無償となります。
ウォーターサーバーを短期利用また色々試してみたいという人にはレンタルするほうがおすすめです。水の利用量が増えると料金が高くなるといったデメリットがある反面、サーバーの交換や解約が手軽なため気軽に利用することができます。
メリット ・水の購入がずっと割引された金額で買える ・月々の利用料を安くおさえることができる ・水のノルマを気にしなくていい ・サーバー代金完済後は圧倒的に安くなる |
購入プランの場合、ウォーターサーバーの保証期間である3年が経過すれば修理費用などは自己負担となるので注意が必要です。ただし水の料金が割引となるうえに毎月のレンタル費用が発生しません。サーバー代金を払い終わったあとは水の料金だけとなるので、利用料金がとても安くなります。
基本的に2人以上また長期で利用することを考えている場合は、購入することがおすすめです。途中で解約をすると、残りのサーバー代金を支払う必要があります。そのため、お試しで使おうと考えていた場合、解約時に思わぬ出費が必要になる可能性があるので、短期利用には向かないです。水は安いので使えば使うだけコストパフォーマンは良くなるので長期利用または大量に水を使う人向けになります。
デュオミニを長期的に利用していこうと考えているのであれば、レンタルではなく購入しても損はないでしょう。2017年11月1日よりデュオミニの本体購入割引も適用されるようになり、設置を検討している人にとっては更に利用しやすい条件が加わってきました。
デュオミニは今まで場所という問題で利用できなかった人の悩みを解決する事のできる価値のあるウォーターサーバーであるといえます。