「ウォーターサーバーの電気代は高い!」と思っていませんか?確かにウォーターサーバーを通常使用した場合、月々の電気代は約1,000円で安いとは言えません。 けれども、最近では省エネモードが搭載されたウォーターサーバーも数多く出回り、電気代の負担は従来よりかなり軽くなってきているだけでなく、それ以上のメリットもあります。今回は、電気代をはじめとするコスト面に特に注目し、よりお得なウォーターサーバーの選び方を伝授します。
ウォーターサーバーで一番気になるのが「電気代がいくらかかるか?」という点でしょう。1日中止まることなく稼働していますので、電気代が高いというイメージがありますよね。
けれども、今はウォーターサーバー各社が省エネを意識し、電気代がより安くなるウォーターサーバーを日々開発しています。そのことをふまえた上で、ウォーターサーバーを使うメリットについて解説します。
今は安全で美味しい水を買って飲む。という人がどんどん増加しています。
それにともないウォーターサーバーの需要も増加傾向にあり、利用者のニーズに応える為に省エネモードが搭載されたウォーターサーバーの開発に力を入れています。
そのような省エネタイプの機種を利用すれば、電気代は大きく節約することができると言われています。でもそれは本当でしょうか。
そこで、本サイトでは省エネタイプのウォーターサーバーを提供している次の8社の電気代を調査してみました。
会社名 | 1カ月の電気代 (省エネモード使用) |
---|---|
フレシャス | 330円 |
ネイフィール | 487円 |
富士おいしい水 | 400円 |
コスモウォーター | 465円 |
プレミアムウォーター | 504円 |
アクアセレクト | 680円 |
クリクラミオ | 700円 |
kirala | 880円 |
8社平均 | 562円 |
上の表から各社の1カ月あたりの電気代(省エネモード使用時)の平均金額を算出してみると、約562円となります。従来型のウォーターサーバーの平均的な電気代(1カ月あたり約1,000~1,300円)に比べると、半額近い金額となっています。
以上のように、ウォーターサーバーの機種を上手に選べば電気代の負担がぐっと軽くなるということがわかりますね。
ウォーターサーバーは冷水だけでなく熱湯もすぐに出せるため、お湯を沸かす時間などが短縮できて時間にゆとりが生じるというメリットがあります。ウォーターサーバーのタンクは温水と冷水で分かれています。また、水は常に冷水と温水をすぐに出せるようそれぞれのタンクで一定の温度に保たれています。
電気ポットややかんでお湯を沸かす場合、冷水や常温の水を温めることになりますが、ウォーターサーバーだと温水は少々高めの温度で保たれているため、より早くお湯が沸くようになっています。なので料理で味噌汁や鍋を作る時にすぐお湯が沸かせるので作る時間がぐっとはやくなります。
ウォーターサーバーの契約を行う際は、ウォーターサーバーに「省エネモード」が搭載されているかどうかを確かめましょう。その理由はウォーターサーバーの費用は電気代をいかに節約できるかにかかっているからです。
まずは、ウォーターサーバーを利用する場合にかかる費用にはどのような種類があるかを見ていきましょう。
ウォーターサーバーの利用でかかる費用はざっとこんな感じですが、実は多くの会社が一定以上の期間利用することを前提に、サーバーレンタルや水の配送、サーバーメンテナンスを無料サービスで行っています。
その場合、必要となる費用は水代と電気代の2つですが、通常は毎月一定料の水を配達するシステムとなっているため、そこで費用を削ることはほぼ不可能です。そうなると、利用の際にかかる電気代をいかに減らせるか?で毎月のコストが違ってくるわけです。
省エネタイプのウォーターサーバーの平均的な電気代は月々約562円、非省エネタイプの電気代は月々約1,000円。その2つを比べれば、どちらのタイプのウォーターサーバーを選べば良いかは一目瞭然ですよね。
電気代が安いウォーターサーバーの月額の電気代やどんな機能がついているのか、特徴をまとめてみました。
会社名 | 1カ月の電気代 (最安値) |
省エネモードの搭載 | 省エネモードの詳細 |
---|---|---|---|
フレシャス | 330円 | 〇 |
エコモード スリープ機能 デュアルタンク |
ネイフィール | 487円 | 〇 |
エコモード |
富士おいしい水 | 400円 | 〇 | エコモード |
コスモウォーター | 465円 | 〇 | エコモード |
プレミアムウォーター | 504円 | 〇 | エコモード |
アクアセレクト | 680円 | 〇 | エコモード |
クリクラミオ | 700円 | 〇 | 省エネモードのみ |
kirala | 880円 | 〇 | エコモード |
フレシャスのウォーターサーバーは、どのタイプも省エネモードを搭載しています。 中でも『デュオ』は光センサーで稼働する3つの省エネ機能があり、それらを全て利用すると通常モード使用時の約70%の電気代をカットします。ひと月あたりの電気代は約330円!ランニングコストがぐぐっと抑えられるのが大きな魅力です。
ネイフィールもまた、全てのウォーターサーバーで省エネモード(エコモード)が搭載されています。特に『らく楽スタイルウォーターサーバーセレクト』は、エコモード利用で通常利用時の約50~60%電気代をカット!ひと月あたりの電気代は約487円となります。
『富士おいしい水』のウォーターサーバーは、レンタルタイプと買取りタイプの2種類。そのうち省エネ効果のあるエコモードが搭載されているのは買取りタイプのみです。そう聞くと「え?」と思われる方もいるでしょうが、エコモードを併用すると通常利用で約800円かかる電気代が約450円まで抑えられるんです!長く使用した場合のランニングコストを考えると、買取りタイプを使った方が断然お得になります。
コスモウォーターのサーバー2種類は、いずれも省エネタイプです。特に家族向けの『smartプラス』は、エコモード使用で従来型の60%の電気代が節約できます。だから1か月あたりの電気代は約465円で大変お得!電気代をあまり気にすることなくウォーターサーバーを利用できます。
プレミアムウォーターのウォーターサーバーは種類も色も豊富なため、用途に応じてお好きなものを選べます。特に『cado×PREMIUM WATER』と『スリムサーバーlll』には光センサー稼働の省エネモード機能が搭載され、月々の電気代はエコモードでの使用だと504円、通常利用でも1カ月約630円!ランニングコスト的にとてもお得になっています。
アクアセレクトもまた、省エネタイプのウォーターサーバー『アクアセレクトライフ』を提供しています。 エコモードを使った場合1カ月あたりの電気代は約680円。通常利用だと1,000円程度になることを考えれば、しっかり省エネ仕様になっていることがわかりますね。
『クリクラミオ』は省エネ特化型のウォーターサーバーです。エコモードへの切り替え不要で電気代が700円!これはクリクラミオ独自の魅力だといえるでしょう。長く使うほど他社製品よりも電気代がお得になるというメリットを実感できるウォーターサーバーです。
『kiralaスマートサーバー』は、数あるウォーターサーバーの中でも珍しい「炭酸水が作れるサーバー」です。 もちろん省エネできるエコモードも搭載済み。使用していない時は賢く消費電力を抑え、電気代の負担を軽減します。月々の電気代はおよそ880円ですが、通常モード使用時の電気代約1,300円に比べるとかなり安くなっています。
ウォーターサーバーの電気代が巷で言われているほど高くはないということがおわかりいただけたではないでしょうか。それでは、次はここに挙げた8社のうち、最も電気代が安く、なおかつ利便性の高いウォーターサーバはどれか?について探っていきましょう。
次は、先にご紹介したウォーターサーバー会社主要8社の中から、特におすすめのウォーターサーバーをランキング形式で3つご紹介します。
その基準は電気代の安さだけでなく、配送地域、毎月の水の代金や配送料、サーバーレンタル料、サーバーメンテナンス料なども考慮に入れ、総合的にコストパフォーマンスが高いものをピックアップしています。
まずは3位の『富士おいしい水 エコサーバー』からご紹介します。
『富士おいしい水』は、水の代金が1Lあたり49円!破格ともいえる業界最安値で提供しています。省エネタイプのエコモード搭載機種を利用すれば電気代は主要8社中2位の400円。これは長い目で見ればかなりお得だと言えます。
ただしちょっと残念な点も。エコモード搭載機種は買取りサーバーのみです。また、毎月の配送料とサーバーメンテナンス料が有料となっています。 そのような理由から、ランキングでは3位となりました。
1カ月の電気代・最安値 | 省エネモード | 水代金(最安値) |
---|---|---|
400円(※1) | エコモード (買取りサーバーのみ) |
49円/L |
配達地域 | 配送料 | サーバーレンタル料 |
全国 (一部離島を除く) |
301円~481円/本 | サーバーメンテナンス料550円(※2) |
※1 買取りサーバー(18,334円)利用の場合
※2 買取りサーバーはメンテナンス料無料
2位は『コスモウォーター Smartプラス』です。
コスモウォーターのウォーターサーバーはエコモード搭載で、毎月の電気代は8社中3位の約465円。数あるウォーターサーバーのなかでもトップレベルの省エネ効果を実現しています。
また、コスモウォーターは全国屈指の3つの天然水の産地から採水した天然水を全て同じ価格で提供しているため、値段を気にすることなく好きな天然水を選べるのが意外とうれしいポイントです。
さらに、配送料、サーバーレンタル料、サーバーメンテナンス料が全て無料だという点にも注目。毎月の費用は「毎月の水代+電気代」のみとなります。
このように、電気代が安いだけでなく、費用の計算が簡単にできるシンプルな料金体系であるという点でも、コスモウォーターはおすすめです。
以上のような理由から、コスモウォーターが2位にランクインしました。
1カ月の電気代・最安値 | 省エネモード | 水代金(最安値) |
---|---|---|
465円 | エコモード |
158円/L |
配達地域 | 配送料 | サーバーレンタル料 |
全国 (沖縄・離島を除く) |
0円 | 0円 |
8社の中でトップに輝いたのが『フレシャス デュオ』です。その理由はやはり「電気代」。1カ月あたりの電気代330円は8社の中でも群を抜いた安さです。
電気代がここまで抑えられる理由は、光センサー搭載の最新型機種『フレシャスデュオ』の3つの省エネモードにあります。
ボタンひとつで通常モードから省エネモードに簡単チェンジ。お出かけ前や長時間使用しない時などにこのモードを利用すると、消費電力を抑えることができます。
光センサーで部屋の明るさを感知。サーバーを利用しない夜間などの時間は自動的にヒーターの電源オフ。不要な電力の消費を抑えます。
フレシャスデュオは、冷水タンクと温水タンクが完全分離した「デュアルタンク」を内蔵しています。
従来型のタンクは温水と冷水に分かれていますが1カ所でつながる場所があります。けれどもフレシャスデュオのタンクは温水と冷水のタンクが全くつながっていないため、より効率的に消費電力を減らせます。また、フレシャスは配送料とサーバーレンタル料に加え、サーバーメンテナンス料も無料です。
1カ月の電気代・最安値 | 省エネモード | 水代金(最安値) |
---|---|---|
330円 | エコモード SLEEP機能 デュアルタンク |
162円/L |
配達地域 | 配送料 | サーバーレンタル料 |
全国 (沖縄・離島を除く) |
0円 | 0円 |
ここまでは、ウォーターサーバーの電気代を賢く抑えるコツと、コストパフォーマンス面で最もお得なウォーターサーバーの選び方についてお話ししました。けれども、どんなウォーターサーバーでも電気代を節約することだけを考え、間違った方法で使えば故障などのトラブルが起こる可能性があります。
そのようなトラブルを防ぐという意味でも、実際にウォーターサーバーを利用する場合にやってはいけない2つのNG項目について解説します。
ウォーターサーバーは、置き場所にある程度のスペースが必要です。隙間が全くない場所に設置した場合は機械に熱がこもり、余計な電気代がかかったり故障や事故の原因ともなるため注意しましょう。
・背面 壁から10cm程度
・両サイド 壁から3cm程度
ちなみに水のボトルを上から差し込んで交換するタイプのサーバーであれば設置箇所によっては、ウォーターサーバーの上部を50cm程度空けておく必要があります。
長期間家を空けるなどの理由でウォーターサーバーを使わない場合でも、電源はもちろん、温水スイッチも決して切らないでください。
ウォーターサーバーは、一定以下の温度に保った冷水でサーバー内部の菌の繁殖を抑え、高温の温水で殺菌を行っています。
もし電気代を気にして電源や温水スイッチを切ってしまうと、内部に雑菌などが繁殖して水が汚染され、健康被害を及ぼす恐れがあります。また、その場合は根本的なクリーニングが必要となり、思わぬ出費となる可能性もあります。
ここまで、ウォーターサーバーの電気代は意外と安いという点についてお話してきましたが、それでも「お湯なら電気ポットで十分!」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
そこで、主要メーカーで出している電気ポットとウォーターサーバー双方の1カ月あたりの電気代を比較してみました。
省エネモードあり | 省エネモードなし | |
---|---|---|
電気ポット(A社) | 458円 | 975円 |
電気ポット(B社) | 450円 | 992円 |
ウォーターサーバー(8社平均) | 562円 | 1,000~1,300円 |
上の表を見ると、省エネタイプの電気ポットの電気代がウォーターサーバーの電気代よりも少し安くなっていますが、それほど大きな差はありません。けれども、ウォーターサーバーと電気ポットの大きな違いは、熱湯だけでなく冷水も作れるという点にあります。
上記の金額はあくまでも主要8社の平均的な電気代であり、個別に見ていけば電気ポットよりもずっと安い電気代で使えるウォーターサーバーが複数あります。
今回は、ウォーターサーバーの利用でかかる費用、特にランニングコストである電気代にスポットを当ててみました。 最近では電気ポットよりも電気代が安い省エネモード搭載機種も数多く登場し、より気軽に利用しやすくなっています。
特にフレシャスのウォーターサーバーは電気代が安く機能性、デザイン性にも優れているためイチオシです。キャッシュバックもある「乗り換えキャンペーン」などのお得なキャンペーンも数多く取り揃えていますので、ぜひ気軽にお試しになってみてくださいね。